2022年12月15日
実習生面接は、科学的根拠に基づいて
青森県中小企業経友会の近田専務理事です。
今回は、実習生の面接についてお話しします。
私は、短時間の面接でより良い実習生を人選するには
どうすれば良いかを考えました。
最初は、中国人実習生を受け入れていました。
今から25年ほど前です。
その当時の問題の1つが入社後短期間で脱落する実習生がいることでした。
恐らく体力がないのが原因ではないかと推測しました。
短時間で簡単に体力を測定する方法として、プロレスラーが
体力訓練として良くやっているヒンズースクワットをやることにしました。
特に根拠はあったかどうか忘れましたが
300回を目安にしました。
300回で合格です。
今までスクワット300回出来て短期間で辞めた人は1人もいません。
成功率100%です。
ですがスクワットの有効性を理解出来ない送り出し機関もとても多いです。
ベトナムのVILACOという送り出し機関が唯一積極的にスクワットの面接に協力してくださいました。
なので今までは、実習生のほぼ100%がベトナムのVILACOからの受け入れでした。
コロナの感染が始まってから農業を中心にベトナムでの実習生の応募がなくなりました。
農業実習生の応募も、VILACOでは2年間ゼロでした。
この間ベトナムで募集出来た送り出し機関もあったようですが
実際の条件より遥かに高い条件で詐欺的に募集した送り出し機関も相当いたようです。
その為2022年に入国した実習生の失踪、即時帰国などは、急増しているようです。
VILACOでは、2022年入国者の失踪、退職者などはゼロです。
正しくやると応募者は、集まらない状況だったと思います。
VILACOで実習生を募集出来ないので已む無くインドネシアで募集することにしました。
SNSや営業のあった送り出し機関、知り合いの紹介などから大手の送り出し機関を選びました。
スクワットのテストをお願いしましたが極めて非協力的でした。
私としては、体力テストをしない送り出し機関などあり得ません。
建築足場、1社2名、農業2社各社2名の計6名が入国、入社しました。
そのうち農業の1社で入社ご1週間で入社した2名全員が退職しました。
他の2社は、とても評判が良いです。
2名退職の農家さんでは、VILACOの実習生4名がいます。
他の2社では、VILACOの実習生がいません。
VILACOの実習生と比べると横綱と幼稚園児くらいの違いです。
このインドネシア人は、普通レベルの実習生です。
この事件をきっかけにいろいろ考えました。
何でスクワットが有効なのかが科学的に理解出来ました。
やる気ホルモンと言われるテストステロンとスクワットの関係です。
スクワット回数の多い人は、筋肉量が多いです。
筋肉を増やすのにテストステロンの働きが必要です。
テストステロンは、男性ホルモン、成長ホルモンです。
テストステロンの多い人は、前向きで健康的で活動的です。
何事にも積極的です。
スクワット回数の多い人は、筋肉量が多く、前向きで健康的で活動的です。
詳しくは、例えば写真の本をご覧ください。
樺沢紫苑さんも「行動最適化大全」でホルモンについて述べておられます。