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2022年04月4日

実習生の面接について思う事

近田専務理事です。

入国制限も徐々に緩和されて入国者も面接も各国で増加してきました。

実習生を受け入れる際にどの実習生を受け入れるか面接を行う

企業が多いと思います。

会話形式の面接を重視する企業も多いと思います。

私も会話形式の面接をたくさん拝見しました。

その度に会話形式の面接が無駄だと思うことがほとんどです。

面接される方は、合格したいわけですので気にいってもらえる

ような事しか言いません。

面接した企業の方に対して「御社で最低でも10年は、勤めたい」

という方もたくさんいましたが3年たってみると結果は、ゼロでした。

言ったことを担保するものが何もないのですから当然です。

青森県経友会では、無駄な面接にならないように農業と建設では

必ず体力テストをやるようにしています。

体力テストは、スクワットをやっていただきます。

立ったり、しゃがんだりの単純な動作です。

プロレスの選手がトレーニングとしてやっている

ヒンズースクワットです。

300回出来れば合格です。

面接試験の時は、みなさん頑張りますので合格者もたくさんいます。

試験と関係なくいろいろの送り出し機関の実習生に採用が決定した方に

やっていただくと多くて100回程度です。

300回出来た方で実習生の途中で帰国する方は皆無です。

全員かなり実習評価が高いです。

企業さんの中には、スクワットをあまり評価なさらない方も

いますが失踪したり、勤務態度が悪かったりと明確に結果がでています。

青森県経友会の目標は、面接に参加する前に体力テストを

やって、結果の良い方だけを面接に参加させることです。

そうすると面接でどの方を選んでも失敗がありません。

インドネシアでは、応募者がいるそうなのでそれが出来そうです。

ベトナムだと建設と農業の応募者が少ないので選べません。

ベトナムだと建設と農業の応募者は、全員採用する感じです。

優秀な実習生を受け入れて真面目に実習生事業に取り組まないと国際貢献を実現出来ません。