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2023年07月30日

青森県で試験合格による農業特定技能者が増加

青森県経友会の近田専務理事です。

皆様には、いつもお世話になり大変感謝しております。
誠に有難うございます。
今日も、皆様のお役に立てるようベストを尽くします。

青森県でも連日猛暑が続いております。

世界的にも観測史上最高の暑さのようです。

企業訪問の際も、「今年の夏は特に暑い。」と良く言われます。

さて今年の経友会周辺の大きな変化と言えば試験合格者のインドネシア人

特定技能者の増加が目立ちます。

経友会で受け入れている実習生の話だと友達のインドネシア人特定技能者の

運転の車に良く乗せてもらっているそうです。

インドネシア人特定技能者が増えた理由として

コロナ禍でベトナムでの募集が困難になったことがあります。

フィリピンは、手続きがかなり面倒だし、ミャンマーはクーデターによる

軍政が続いています。

ミャンマーの技能実習生は、難民申請が認められているそうで

入国してすぐに難民申請をする例もあるそうです。

消去方的にインドネシアが急増しているようです。

特にベトナムでは、試験による特定技能者の制度がないので

インドネシアの特定技能者が増えています。

農業の特定技能者は、ほとんどと言って良いくらい

日本人と同じ業務が出来ます。

入社までの期間が極めて短いです。

早ければ面接後3ヶ月くらいで入国、即入社です。

1ヶ月の座学講習もありません。

ですので費用が格安です。

賃金も技能実習とあまり変わりません。

農家にとって転職自由のリスクがありますが

転職の場合3ヶ月くらい前には転職希望者からの申し出があるのが普通です。

技能実習生の失踪はいきなりですので農家さんは、大変です。

なので転職の申し出がすぐに特定技能者を募集すれば

空白の期間が極めて短くて済みます。

現実には、コロナ禍の時は特定技能者は引くて数多でしたが

コロナ禍も終わって入国も順調ですので転職先がないようです。

転職を希望しても転職先がない為同じ職場にとどまる例がほとんどです。

日本語もN4合格が特定技能者の条件になってますので

日本語がまるでだめということはないようです。

技能実習習生の場合経友会では、運転免許は取らせないように

お願いしていましたが特定技能は、企業さんの意向に任せています。

技能実習生の場合、死亡事故が起きた際組合が大きな賠償責任を問われる

最高裁判決があった為です。

農業の日本人労働者不足も深刻ですのでインドネシア人

特定技能者は、農家の救世主になっているような気がします。